斉藤鉄夫国土交通相は14日の記者会見で、大阪のIR区域整備計画を認定したことを発表した。大阪IRの開業に向けて、「関係省庁と十分に連携しつつ、今後、実施状況をしっかりと確認していく」と述べた。記者会見での記者団との質疑応答の要旨は次の通り。
――大阪の区域整備計画を認定した理由、判断基準は。
具体的には、日本最大規模の国際会議場施設の整備が計画されている点や、経済波及効果などについて肯定的な評価が得られている一方で、計画の実施段階に向けて検討が求められている点も示されており、こうした評価を踏まえて、このたび認定した。今後、大阪のIRは開業に向けて、計画の実施状況評価において進捗(しんちょく)状況を確認していくこととなるが、このIRが日本の魅力を世界に発信する観光拠点となることを期待している。
――大阪府知事選と大阪市長選(いずれも9日に投開票)の結果が、認定のタイミングに影響したのか。
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